無人ビリヤード店舗運営システム 相談する

無人ビリヤード店の事業性

「ビリヤード場は経営が難しい」と言われます。当社が24時間無人・7台で運営している直営店の実績をもとに、どこまで成り立つのか、どこに注意が要るのかを数字でお見せします。

小さく始められて、固定費を超えた分が素直に利益になる商売です

大きく儲ける商売ではありません。そのかわり、始めるときの負担が小さく、うまくいかなかったときの傷も浅く済みます。

設備への投資が小さい

業務用の台は1台数十万円から。無人のフィットネスジムのように、高額なマシンをそろえる必要はありません。内装・外装は物件次第で、居抜き物件なら抑えられます。

人件費がかからない

入店から会計までお客様のスマートフォンで完結するため、スタッフを置かずに24時間開けられます。有人では採算の合わない深夜・早朝も売上になります。

伸びた売上がそのまま残る

台が1時間多く使われても、増える費用は電気代と決済手数料くらいです。固定費を超えた分は、ほぼそのまま利益になります。

当社直営店の実績

24時間無人・7台(ポケット6台・キャロム1台)、会員制・キャッシュレスのみで営業しています。2026年3月〜9月の記録を集計しました。金額は丸めています。

約6% → 約16%台の稼働率(2026年3月 → 8月)
約19万 → 約64万円月の売上(同じ期間。台数・人件費は変えていません)
約15%0〜9時の深夜・早朝の利用が、全体に占める割合
約75%上位2割の会員が、売上に占める割合
当社直営店の台の稼働率の推移(2026年3月〜9月)。3月の約6%から8月の約16%まで伸びた 0%10%20% 約6%3月約8%4月約10%5月約7%6月約10%7月約16%8月約14%9月

稼働率は「台が使われていた時間 ÷(7台 × 24時間 × 日数)」。同じ台を複数人で使っている時間は重複させずに数えています。9月は27日までの値です。

いちばん混む時間でも、台の7割は空いています

時間帯台の稼働率(2026年8〜9月)
0〜9時(深夜・早朝)5〜11%
9〜14時13〜20%
14〜19時(最も混む)25〜32%
19〜24時15〜20%

曜日では、土日が約20%、平日が11〜16%です。

売上を決めるのは「台の数」ではなく「会員の数」

  • 最も混む時間帯でも3割程度で、台が足りずにお断りする状態には遠い状況です
  • 空いている台が埋まるほど、利益が増えます
  • 開業から半年、同じ7台のまま稼働率が伸び続けています

費用のいちばん大きな項目は家賃

  • 固定費は月45万円前後で、そのうち約6割が家賃です
  • ほかは駐車場・電気代・通信費と、売上の約4%の決済手数料です
  • 人件費はかかっていません
  • 家賃の安い地域ほど、損益分岐点が下がります

固定費には、台の減価償却、布(ラシャ)の張替え、清掃の手間は含めていません。

無人のフィットネスジムと、何が違うのか

「無人ならジムと同じように始められるのでは」というご相談をよくいただきます。始めやすさでは有利ですが、売上の立ち方がまったく違います。

初期投資ジム:内装やマシンで、一般に数千万円規模になります。
ビリヤード:業務用の台が1台30〜100万円程度。内装・外装は物件次第で、居抜き物件なら抑えられます。
壊れる物・減る物ジム:マシンの保守、シャワー・更衣室の清掃と衛生管理があります。
ビリヤード:主な消耗は台の布の張替え(一般に半年〜1年に1回)と、ボール・チョークなどの小物です。台そのものは手入れすれば数十年使えます。
売上の立ち方ジム:月会費制のため、来ない会員からも会費が入ります。
ビリヤード:時間課金のため、台が使われた分しか売上になりません。
競争ジム:低価格の大手が全国に出店しています。フィットネスクラブの倒産は2026年1〜8月に26件と過去最多で、9割が小規模事業者です(東京商工リサーチの集計、日本経済新聞 2026年9月7日の報道より)。
ビリヤード:そもそも店が少なく、地方には1軒も無い地域があります。

ジムの初期投資は、公開されているフランチャイズ募集情報をもとにした当社調べ(2026年9月時点)の概算です。

だから、常連づくりが大事です

当社直営店では、上位2割の会員で売上の約4分の3を占めています。大会、LINEでのお知らせ、クーポンなど、また来たくなるきっかけをつくる機能が効いてきます。

なぜ、地方にはビリヤード場が無いのか

需要が無いからとは限りません。スタッフを置くと採算が合わなかった、という面が大きいと当社は考えています。

日本では店が減り続けてきました

ビリヤード場を含む「その他の遊戯場」は、全国で1,037事業所です(令和3年経済センサス。囲碁・将棋所なども含む数字です)。2000年には4,500軒を超えるとみられていました。

中国・韓国では無人店が増えています

中国では、無人のビリヤード店のチェーンが、展開を始めて約2年で約6,000店に達したと報じられています(日本経済新聞 2025年1月)。韓国でも、完全無人型の店が増えています。

無人なら、採算の壁を越えられます

人件費がかからなければ、少ない来店数でも店が成り立ちます。当社直営店でも、有人店では開けにくい0〜9時の利用が全体の約15%あります。

韓国では、ビリヤード場を禁煙にした2017年末以降、1店あたりの売上が約14%増えたという政府の委託調査もあります(ソウル新聞 2019年5月の報道より)。

台数と稼働率から見る、月の売上の目安

当社直営店の実績(台が1時間使われたときのプレイ料金は平均約600円)を当てはめた、機械的な試算です。立地・料金・集客で大きく変わりますので、目安としてご覧ください。

台数稼働率10%稼働率16%
(直営店の8月)
稼働率25%
3台約13万円約21万円約32万円
5台約22万円約35万円約54万円

月の売上 = 台数 × 24時間 × 30日 × 稼働率 × 600円。プレイ料金のみで、ドリンクや商品の販売は含みません。

成り立つかどうかは、この売上が 家賃・電気代・通信費・システム利用料・決済手数料 の合計を上回るかで決まります。物件の家賃がお分かりでしたら、お問い合わせの際にお知らせください。一緒に試算します。

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